最近では、パソコンやスマートフォンを買うとプリインストールされている(買った時点でインストールされている)ことも多いEvernoteですが「聞いたことはあるけど何に使えるのかわからない。」「便利そうだけど使い方がわからない。」そう思われている方が多いと思います。
意味が分からなければ使えないのは当たり前ですが、こんなに作業を効率化出来るツールを使わないというのは時間もパソコンの容量も勿体ないですし、是非使って見ましょう!
Evernote 入門編
Evernoteとは?
Evernoteのキャッチフレーズは「すべてを記憶する。」
巷では第二の脳とまで言われる、オンラインメモツールです。
あらゆるもの(情報やファイル)を無限に覚えておいてくれて、簡単に引き出せるものなので、
あなたの【第二の脳】【大辞典】として活用できます。
使い方も画面もシンプルでわかりやすく、可能性も無限大です。
いつでもどこでもメモができて、それを引き出せる
どのパソコン、スマートフォン、タブレットからでも一つの場所にメモが残せる。
そして、そのどこからでも参照・編集が出来ます。
また情報を整理できる上に、検索機能も付いているので曖昧な記憶から探し出すことも出来ますし、参照するだけでなく編集も出来ます。
あらゆる種類のデータを保存できる
文字(テキストデータ)、各種ファイル(ワード、パワーポイント、エクセル、PDFなど)、画像、音声、動画、ブックマークや記事などのあらゆるデータを種類を問わず、容量を気にすることなくクラウド上(ネット上、Evernote提供のサーバー上)に保存しておけます。
そしてそれらのファイルやテキストを、パソコンやスマートフォンで好きな時に確認できます。
情報を整理できる
ノートをまとめたノートブックやタグという機能を使って、分類・整理することができます。
検索できる
任意のキーワードや条件を組み合わせて検索ができるので、簡単に保存したメモを探し出すことができる。
自動的にデータを保存できる(自動保存)
ツイッターでのつぶやきを自動で保存したり、LINEのトーク履歴を保存したり。
応用的な設定をしておくことで、自動化できる仕組みが多く存在します。
もちろん、編集作業中も常に自動で上書き保存してくれます。
パソコンやスマートフォンにインストールして使おう!
Evernoteは、インターネットでサイト(https://evernote.com)にアクセスしてサインアップ(会員登録)をすることでそのままブラウザ上で利用できます。
また、パソコン(Windows版・Mac版)やスマートフォン(Android版・iPhone版)、タブレット(Android版・iPad版)などのそれぞれの端末にインストールして使うことができるクライアントソフトというものもあります。
▼ダウンロードはこちら
- パソコン用:https://evernote.com/intl/jp/download
- AppStore:https://itunes.apple.com/app/evernote
- Android用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.evernote
私は生徒さんには下記の二つの大きなメリットから、必ずクライアントソフトをインストールして使うことをオススメしています。
オフラインでも利用することができる
クライアントソフトの場合は、インターネットに繋がっていない状態でも起動・利用することが可能です。
例えば、地下鉄に乗っている時にアイデアが浮かんだり、保存しておきたいサイトがあった時にもクライアントソフトからならその場ですぐに保存することが出来ます。
また、セミナーなどに参加した際もWi-Fiに繋がっていなくても、ノートを取ることが可能だからです。
クライアントにもデータが残る
ブラウザ版ではウェブ上にしかなかったノートが、端末のローカル環境にもコピーされることになります。
※スマホではプレミアム会員のみ
作成したノートを整理しよう!
- ノートとは最小単位のこと
- ノートブックとはノートを分類し保存する引き出し
- タグとは、ノートにつける付箋
- スタックとはノートブックをグループ化して分類する為の本棚
- リンクとはノートとノートを繋ぐ
ノートとは、最小単位のこと
ノートというのはEvernoteの中での最小単位です。
大きさが無限なルーズリーフ1枚だと思ってもらえるとわかりやすいと思います。
テキストデータはもちろん、画像や音声データ、動画なども貼り付けておくことが出来ます。
ノートが増えてくると、管理しやすいように整理や分類が必要になってきますよね。
その際に整理するための機能や仕組みがいくつかありますのでご紹介します
ノートブック
・・ノートを分類し保存するファイルのこと
ノートがファイルだとすると、ノートブックはノートをまとめるための小さなグループです。
関連するのルーズリーフをまとめておくことが出来るファイルのようなイメージで、作成するノートは必ずどこかしらのノートブックの中に存在することになります。
※デフォルトでは「最初のノートブック」というノートブックがあります。
※ひとつのノートを複数のノートブックに保存することは出来ません。
⇨スタック
・・ノートブックをグループ化する為のフォルダ
スタックとはノートが増え、それをグループ化したノートブックの数が増えてきた時に、雑多に並んだ物を目的別にさらにグループ化出来るフォルダのようなもの。
任意の名前をつけた本棚を作っていくようなイメージです。本屋さんに行けば、コミック系、エッセイ系、雑誌、参考書・・・などと種類別に棚が」分かれていますよね。
それと同じように、関連性のあるノートブック同士をまとめてグループ化するような機能がスタックです。
タグとは、ノートにつける付箋のこと
タグは、ノートに貼る付箋のようなもの。
付箋と同じなのでひとつのノートに複数つけることも可能ですし、付けなくてもOK。
例えば、レシピというノートブックにそれぞれのノートを保存していき、それらに「10分レシピ」や「鍋料理」「卵料理」など種類別に分類していくという使い方など。
リンクとは
リンクとは、クリックすると別のノートにジャンプすることが出来る機能。
例えば、それぞれのレシピへのリンクを並べて献立を作るといったように、もしくはこのノートも一緒に見るべき!
などのノート同士の結び付けをしたい時に使います。
気に入ったウェブページをクリップしよう!
ホームページやブログを見ている時に「あ、このページを保存しておきたい。」って思う時がありますよね。
そんな時に役立つのがウェブクリップという機能です。
Google Chromeで拡張子を入れることでとても便利に使うことが出来ます。
記事やページをそのまま
簡易版の記事クリップ
ページ全体をクリップ
選択範囲をクリップ
ブックマークをクリップ
スクリーンショットをクリップ
スマートフォン(Safari)でクリップ
SafariとEvernoteのアプリ両方が入っていれば、自動で使える機能です。
必ずスマホやタブレットにもEvernoteアプリをいれておきましょう!
スマートフォン(Chrome)でクリップ
Google ChromeとEvernoteのアプリ両方が入っていれば、自動で使える機能です。
必ずスマホやタブレットにもEvernoteアプリをいれておきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?無料プランでできる範囲でEvernoteについてできることや基本機能についてご紹介しました!
生徒さんに「Evernote、上手に使って行きましょう!」とおすすめしている私としては、一度きちんとまとめておきたかった基本機能です。
また、応用編や有料版で出来ることについてものちにご紹介させていただきますね!